離乳食で絶対に避けたいNG食材は?

離乳食

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赤ちゃんにはまだ食べてはいけない食材や注意が必要なものがあります。中には、命に関わるような危険がある食材もあるので、安心して進められるようにぜひ参考にしてください。

今回は、離乳食で絶対に避けたいNG食材と、その理由をわかりやすくまとめました。

NGな理由

離乳食では月齢に合わせて食材の種類や形態を変えていきます。成長するにつれて食べられる食材は増えていきますが、離乳食期を通してのみならず、2~3歳になっても避けたい食べ物もあります。

赤ちゃんは消化器官や免疫システムが未熟なため、消化吸収ができない食材があったり、アレルギーや食中毒を起こしたりすることがあります。また、塩分や糖分の多い食品は赤ちゃんの腎臓に負担をかけてしまいます。

さらに、噛む力やごっくんと飲み込む力も弱いので、誤嚥が起こりやすくなります。

このように、赤ちゃんには発達段階に合った、安全な食材と調理方法を選ぶことがとても大切です。

 

離乳食NG食材リスト

アレルギーや食中毒のリスクが高いもの

食材NGの理由いつからOK?
はちみつ、黒砂糖乳児ボツリヌス症のリスク1歳以降
生卵サルモネラ菌による食中毒3歳以降
刺身・生魚食中毒・寄生虫のリスク2歳以降が目安
ナッツ類アレルギーのリスク
消化しにくい
3歳以降
そばアレルギーのリスク1歳半以降

 

はちみつは1歳になるまでは厳禁です。はちみつには「乳児ボツリヌス症」を引き起こす原因菌が含まれていることがあり、加熱しても菌は死滅しません。1歳未満の赤ちゃんの腸内では菌が増えてしまい、命に関わることもあるので、絶対に与えないようにしてください

生卵や半熟卵にはサルモネラ菌が潜んでいることがあり、食中毒のリスクがあります。卵はアレルギーを起こしやすい食材でもあるので、離乳食開始の頃は特に固ゆでの卵黄を与えます。全卵を使えるのは7〜8ヶ月頃からです。必ず加熱してから食べさせましょう。生卵や半熟卵は3歳以降が安心です。

同様に生ものの刺身や生魚は食中毒や寄生虫のリスクがあります。目安としては2歳以降、体調のいい時に少しずつ食べさせましょう。

そばや落花生、甲殻類(えび・かに)などのアレルギーを起こしやすい食材は、少量ずつ慎重に進めましょう。

 

窒息しやすいもの・形状に注意が必要なもの

食材NGの理由いつからOK?
もち・白玉団子窒息のリスク3歳以降
こんにゃく噛み切れず窒息のリスク3歳以降
ミニトマト・ぶどう(丸ごと)のどに詰まりやすい1歳頃〜(カットする)
ナッツ類(粒のまま)誤嚥・窒息のリスク3歳以降

 

もちやこんにゃく、白玉団子などは赤ちゃんが喉につまらせやすいので、3歳頃までは控えた方が安心です。

ミニトマトやぶどうは4等分にカットして食べさせましょう。

ナッツ類は粒のままだと誤嚥のリスクがあります。細かく砕いて料理に使う程度であれば、1歳頃から使用できますが、アレルギーを起こしやすい食材でもあるので、注意しましょう。

 

塩分・糖分・添加物が多いもの

食材理由いつからOK?
加工肉(ハム・ウインナー・ベーコンなど)塩分・添加物が多く消化に負担1歳半以降
ベビー用以外のお菓子塩分や糖分が多い・虫歯や味覚形成に影響2歳頃~

 

ハムやソーセージ、ベーコンなどの加工食品は塩分や保存料、添加物が多く含まれています。赤ちゃんの腎臓や体に負担がかかるので、離乳食には基本的にNGです。どうしても与えるときは1歳以降にし、できるだけ無添加のものを少量にしましょう。

市販のジュースやお菓子などは塩分や糖分が多すぎて、赤ちゃんの腎臓や味覚に悪影響を及ぼします。お菓子はベビー用のものを選ぶか手作りもおすすめです。歯が生えてくると、甘いお菓子は虫歯のリスクも高くなります。

 

刺激が強い・消化に悪いもの

食材理由いつからOK?
チョコレートカフェインが神経系に影響
糖分が多い
2~3歳
カフェイン入り飲料(コーヒー、緑茶など)カフェインが神経系に影響3歳頃~(なるべく与えない)
唐辛子、わさびなどの香辛料胃腸への刺激が強い

 

チョコレートは糖分や脂肪分が多い上、カフェインも含まれているため乳幼児の身体には負担が大きくなります。食べられないわけではありませんが、2~3歳までの間はクッキーなどにかかっている程度の少量にしましょう。板チョコのような塊のチョコレートを食べるのは3歳以降にしましょう。

 

以上、離乳食で離乳食で絶対に避けたいNG食材をご紹介しました。参考になると幸いです。

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